タワーの秘境

福岡タワーは、テレビ放送・FM放送など、音声・画像・データ通信といった各種の情報拠点としても活躍しています。84mの高さになるアンテナ部分には、テレビ・ラジオの放送アンテナの他、パラボラや消防カメラ等を搭載しております。 また、タワーの正面から見える三角の部分は、福岡市のマークをイメージして作られております。 後付のイメージでは、黒田節で有名な筑前黒田藩の勇将:母里太兵衛の名槍「日本号」の切っ先も思わせます。 ここからの景色は一切の窓が無いことから、さながら天守閣気分です。
ダイナミックダンパーとは、建物の揺れを小さくする装置です。正式名称は制震制御装置といいます。 東京大学生産技術研究所の藤田史介助教授及び三菱製鋼株式会社との共同開発によるものです。 千葉ポートタワーで実績があり福岡タワーでも採用されました。この装置は5階展望室より更に上のペントハウス2階に設置されています。 総重量30tのこの装置は、地震や台風でも揺れを半分は吸収します。 動き的には、タワーが東に傾き始めると西に動き、反転でタワーの重心が西に移ると、機械は東に動きます。 この時、機械の上部と下部の動きは逆の動きをします。 この繰り返しによりタワーは中心に戻り揺れを小さくしています。
ロビーから見上げる吹き抜けの高さは108m。その骨組みはNASAのロケット発射台をイメージさせます。 展望室まで通じるこの部分を、エレベーターは70秒で通過していきます。 この空間を利用して、タワーでは季節ごとのイルミネーション等を点灯しています。
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